海外赴任が決まって、「日本から何を持って行けばいいのか」「現地で買えない物はあるのか」と迷っていませんか。
持ち物のリストを調べると、あれもこれも必要に見えて、荷物がどんどん増えていくものです。
- 日本から持って行くべき物の判断
- 現地で手に入る物と手に入らない物
- 子どもを連れて行くときの持ち物
- 書類やお金の準備の抜け漏れ
海外赴任の持ち物は、たくさん用意した方が安心ですか。



私は必要最小限しか持って行きませんでしたが、困ったことはありませんでした。現地でほとんどの物が手に入るからです。
私はドイツのミュンヘンに3年は家族帯同で、中国の上海に4年は単身で駐在しました。
この記事では、日本から持って行ってよかった物と、書類やお金、子どもの持ち物まで、実体験をもとにリストで紹介します。
海外赴任の持ち物は必要最小限


海外赴任の持ち物は、必要最小限で十分です。
私はドイツにも上海にも必要最小限の物しか持って行きませんでしたが、持って行かなくて困った物はほとんどありませんでした。
ここでは、持ち物を最小限にしてよかった理由と、荷物の分け方の考え方を紹介するので、持ち物を選ぶ前に読んでおいてください。


現地でほとんどの物が手に入る
赴任先では、生活に必要な物のほとんどが手に入ります。
上海では日本の物もほとんど現地で買えましたし、ドイツでも生活用品はIKEAなどでそろえられました。
住む部屋に家具や家電が付いていることも多いので、大きな物を日本から送る必要はありませんでした。


持って行かなくてよかった物はなし
必要最小限しか持って行かなかったので、「持って行かなければよかった」と思う物はありませんでした。
反対に、たくさん持って行くと、帰任のときに荷物を整理するのが大変になります。
迷った物は持って行かず、現地で必要になったら買うくらいの気持ちで十分です。
荷物はいつ必要かで分ける
持ち物は、いつ必要になるかで分けると整理しやすくなります。
着いた日から使う物はスーツケース、着いて1週間ほどで必要な物は航空便、急がない物は船便に入れるのが私のやり方でした。
航空便は5日ほど、船便は2週間から1ヶ月ほどで届いたので、くわしくは引越しの記事で紹介しています。


日本から持って行ってよかった物


最小限の持ち物の中でも、日本から持って行ってよかった物がいくつかあります。
ドイツでは炊飯器と子どもの絵本、それに使い慣れた枕と日本の薬は、持って行って正解でした。
上海は現地でほとんどの物が手に入ったので、ここで紹介するのは主にドイツでの経験です。


ドイツでは日本の炊飯器
ドイツに持って行ってよかった物の一番は、日本の炊飯器です。
現地では質のいい炊飯器を買うのが難しかったので、日本から持って行って正解でした。
私は日本で、日立の230Vに対応した海外向けの炊飯器を買って持って行きましたが、その機種はもう販売が終わっているので、同じ日立の海外向けの炊飯器を選択肢として紹介します。
販売店の情報では220〜230V対応で、日本国内では使えない仕様なので、赴任先の電圧とプラグの形を確認してから選んでください。
子どもの絵本
家族で赴任するなら、子どもの絵本も持って行ってよかった物です。
日本語の絵本は、海外ではなかなか手に入りません。
日本語の絵本は、家で日本語にふれる時間に役立ちます。
使い慣れた枕
意外と役に立ったのが、日本で使っていた枕です。
枕は人によって合う、合わないがはっきり分かれるので、使い慣れた物があると安心して眠れます。
かさばる物ですが、眠りが気になる人は持って行く価値があります。
日本の薬
使い慣れた日本の薬も、持って行っておきたい物です。
赴任先にも薬はありますが、成分や飲む量が日本と違うこともあり、すぐに同じ物を見つけるのは難しいものです。
一時帰国のときにも、胃腸薬や風邪薬、目薬などを買い足して持ち帰っていました。


海外赴任の書類と勉強の持ち物


書類は、なくすと現地で困る物ばかりです。
私はパスポートとビザのほかに、日本の運転免許証と国際運転免許証、それに英語の参考書を持って行きました。
書類は日本でないと手に入らない物も多いので、出発前に必要な物をそろえて、手元に持っておきましょう。
パスポートとビザのページを撮影
パスポートとビザは、ページを撮影してスマホにも保存しています。
紙のパスポートをなくしても、写真があれば手続きの助けになります。
撮影した写真は、スマホのほかにクラウドなどにも保存しておくと安心です。
日本の免許証と国際運転免許証
運転する予定があるなら、日本の運転免許証と国際運転免許証を持って行きましょう。
私も両方を持って行きました。
国際運転免許証で運転できる国や期間は国によって違うので、赴任先の決まりを事前に確認してください。
英語の参考書
英語に自信がない人は、英語の参考書も持って行くのがおすすめです。
私はドイツへの赴任が決まったときTOEIC350点で、そこから英語の勉強を始めました。
赴任してからも勉強を続けるなら、使い慣れた参考書があると取り組みやすくなります。


お金とスマホと電気の持ち物


赴任先に着いてすぐの生活には、お金、スマホ、電気の準備が欠かせません。
現地の銀行口座ができるまでの現金やカード、日本の番号を残したスマホ、日本の電化製品を使うための変換プラグは、出発前に用意しておきましょう。
どれも着いた日から必要になるので、私の場合を紹介します。
当面の現金は5〜10万円分
現金は、5〜10万円分を目安に用意しておくと安心です。
ドイツでは、着いてから最初の1週間を、現金とクレジットカードでしのぎました。
現地の銀行口座ができるまでは、現金とカードが生活の頼りになります。
VISAとMastercardのクレジットカード
クレジットカードは、VISAとMastercardを1枚ずつ持って行くのがおすすめです。
ドイツでは、郊外のレストランで「Mastercardのみ」のお店もありました。
ブランドの違うカードが2枚あれば、どちらかは使えることが多くなります。


日本の電話番号を残したスマホ
スマホは、日本の電話番号を残した状態で持って行きました。
私は楽天モバイルで日本の番号を残していたので、銀行のSMS認証や一時帰国のときにも困りませんでした。
日本の番号の残し方は、こちらの記事で紹介しています。


変換プラグは多めに
変換プラグは、必要だと思った数より少し多めに用意しましょう。
ドイツには専用タイプを4〜5個とマルチタイプを1個持って行きましたが、各部屋に置くと思ったより足りなくなりました。
今の出張では、カシムラのマルチタイプと専用タイプを1個ずつ持って行っています。
変換プラグの選び方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。


家族帯同の子どもの持ち物


子どもを連れて赴任するなら、子どもの持ち物も早めに準備しておきましょう。
私はドイツに2歳の息子を連れて行き、おむつや子どもの薬、日本語の絵本を日本から持って行きました。
子どもの物は現地でも買えますが、慣れた物があると安心なので、私が持って行った物と、持って行くときの注意点を紹介します。
おむつと子どもの薬
小さな子どもがいるなら、おむつと子どもの薬は日本から持って行きましょう。
着いてすぐは、どこで何が買えるかが分からないので、当面の分があると慌てずに済みます。
子どもの薬は、現地で同じ物を探すのが難しいこともあります。
日本語の絵本
日本語の絵本は、海外では手に入りにくい物の一つです。
息子は現地の日本人向けの幼稚園に通い、家でも日本語中心で過ごしていました。
日本語の絵本は、そうした日本語の生活を支えてくれる物でした。


おもちゃは厳選
子どものおもちゃは、本当に必要な物だけを厳選しましょう。
赴任先で買ったおもちゃの中には、帰国してすぐに使わなくなった物もありました。
子どもは成長が早いので、持って行く物も現地で買う物も、量を増やしすぎないのがおすすめです。
単身赴任の持ち物


上海の単身赴任では、特に持って行ってよかったと思う物はありませんでした。
上海では、日本の物も含めて、生活に必要な物はほとんど現地で手に入ったからです。
単身赴任なら、持ち物はさらに少なくて大丈夫なので、私が上海で感じたことを紹介します。
上海は現地でほぼ手に入る
上海では、生活に必要な物はほぼ現地で手に入りました。
日本の食材も売っていて、生活用品はニトリでそろえています。
中国に赴任する人は、日本から持って行く物を増やしすぎなくても大丈夫です。


趣味の道具は現地で買った
趣味の自転車は、日本から持って行かず、現地で買いました。
大きな物は送るのが大変なので、現地で手に入るなら、現地で買うのも一つの方法です。
現地で買った物は、帰任のときに持ち帰るか手放すかも、あらかじめ考えておきましょう。
日本の薬は多めに
上海では、日本の薬を多めに持って行きました。
物はほとんど手に入りましたが、使い慣れた日本の薬は持っておくと安心です。
足りなくなったら、一時帰国のときに買い足していました。
海外赴任の持ち物のよくある質問


最後に、海外赴任の持ち物でよくある疑問をまとめました。
日本の食べ物の量、家電を持って行くか、機内持ち込みに入れる物、スーツケースの数、ドイツの水と肌荒れなど、持ち物を準備するときに迷いやすいことを取り上げています。
気になる質問から読んでみてください。
日本の食べ物はどれくらい持って行くか
日本の食べ物は、赴任先によって必要な量が違います。
上海では日本の食材も手に入りましたが、ドイツでは日本の食材が日本より高く感じました。
私は、一時帰国のときに調味料やレトルト食品を買って持ち帰るようにしていました。
家電は持って行くべきか
家電は、部屋に付いているかを確認してから決めましょう。
私が住んだ部屋には、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、テレビが付いていました。
日本の家電は電圧が違って使えないこともあるので、持って行くなら海外の電圧に対応した物を選んでください。
機内持ち込みに入れる物
機内持ち込みには、なくすと困る物を入れましょう。
私は、パソコンと充電器、イヤホン、頭痛薬や目薬などの薬を、必ず機内に持ち込んでいます。
機内持ち込みのスーツケースの選び方は、こちらの記事で紹介しています。


スーツケースは何個必要か
私の場合、ミュンヘンはLサイズ1個、上海はLサイズ2個でした。
上海はホテルでの隔離があったので、その分の荷物も入れる必要があったのです。
スーツケースの選び方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。


ドイツの水で肌は荒れるか
私の場合は、ドイツの硬水が肌に合わず、赴任して2週間でひどく肌が荒れました。
日本では経験したことがないほどの肌荒れでした。
肌が弱い人は、使い慣れたスキンケア用品を持って行くと安心です。
まとめ|持ち物は必要最小限
海外赴任の持ち物は、必要最小限にして、現地で手に入りにくい物だけを日本から持って行くのがおすすめです。
私の場合、ドイツでは炊飯器と子どもの絵本、使い慣れた枕と日本の薬が、持って行ってよかった物でした。
- 持ち物は必要最小限
- 炊飯器や絵本など現地で手に入りにくい物を優先
- パスポートとビザはスマホにも保存
- 現金は5〜10万円分とVISA・Mastercard
- 変換プラグは多めに
まずは赴任先で何が手に入るかを調べて、日本から持って行く物を絞り込んでみてください。
赴任が決まったらやることは、時期別にこちらの記事でまとめています。








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