小さな子どもを連れて海外赴任することになり、「幼稚園はどうやって探せばいいのか」「言葉が分からない国でやっていけるのか」と不安になっていませんか。
子どもの幼稚園は、住まいや通勤と同じくらい、家族の毎日の暮らしを左右する大事なポイントです。
- 赴任先での幼稚園の探し方
- 言葉や友達づくりへの心配
- 送り迎えや費用の負担
- 住まいと幼稚園の場所の関係
住まいと幼稚園、どちらを先に決めればいいですか。



私は幼稚園を先に見学して、その近くでアパートを決めました。会社に日本人が自分しかいなかったので、幼稚園がとても頼もしい存在になりました。
私はドイツのミュンヘンに3年、家族帯同で駐在し、2歳の息子を現地の日本人向けの幼稚園に通わせていました。
この記事では、幼稚園の探し方と住まいの決め方、送り迎えや費用、子どもの様子までを実体験で紹介します。
海外赴任の幼稚園は日本人幼稚園


ミュンヘンでは、息子を日本人向けの幼稚園に通わせました。
幼稚園はインターネットで探し、入園の手続きもそれほど難しくはありませんでした。
赴任先によって選べる幼稚園は違いますが、ここでは私が日本人幼稚園を選んで通わせるまでの流れを紹介するので、幼稚園探しの参考にしてください。
2歳でミュンヘンの日本人幼稚園へ
息子がドイツに来たのは、2歳のときでした。
私が3ヶ月先に赴任し、そのあとで妻と息子がミュンヘンに来ています。
息子は2歳からミュンヘンの日本人向けの幼稚園に通い、日本に帰るときは5歳になっていました。
インターネットで探した幼稚園
幼稚園は、インターネットで調べて探しました。
赴任先にどんな幼稚園があるか、日本人向けの幼稚園があるかを、赴任前から調べておくと安心です。
同じ都市に赴任している日本人のブログや、日本人会の情報も手がかりになります。
入園の手続きは簡単
入園の手続き自体は簡単でした。
入園の時期や空きの状況は幼稚園によって違うので、赴任が決まったら早めに問い合わせておきましょう。
幼稚園を見てから住まいを決める


幼稚園選びで一番伝えたいのは、アパートを決める前に幼稚園を見に行くことです。
私はアパートを選ぶ前に日本人幼稚園を訪問させてもらい、そのうえで住む場所を決めました。
幼稚園の近くに住むと、送り迎えが楽になるだけでなく、困ったときに頼れる人も近くにいることになるので、その理由をくわしく紹介します。


アパートを決める前に幼稚園を訪問
私はアパートを選ぶ前に、日本人幼稚園を訪問させてもらいました。
先に幼稚園の場所を知っておけば、通いやすい範囲の中でアパートを探せます。
住まいを先に決めてしまうと、幼稚園まで遠くなってしまうこともあるので、順番が大切です。
日本人が多い便利なエリアの情報収集
幼稚園の訪問とあわせて、日本人が多く住んでいる便利なエリアの情報も集めました。
日本人が多いエリアなら、生活の情報も手に入りやすく、何かあったときに相談できる人も近くにいます。
こうした情報をもとに、幼稚園に通いやすいエリアでアパートを決めました。


会社に頼れる日本人がいなかった
私の会社では、ミュンヘンにいる日本人は私一人だけでした。
仕事以外のことで頼れる人がいなかったので、幼稚園がとても頼もしい存在に感じられました。
会社に日本人の先輩がいない赴任先ほど、幼稚園の近くに住む安心感は大きくなります。
日本人幼稚園での子どもの様子


言葉の分からない国での生活でしたが、息子は自然と幼稚園になじんでいきました。
日本人向けの幼稚園だったので、幼稚園でも家でも日本語で過ごしていました。
ここでは、幼稚園での息子の様子と、家での過ごし方、帰国してからの幼稚園の切り替えについて紹介します。
日本語で過ごして自然に友達ができた
幼稚園では、日本語で過ごしていました。
通ううちに自然と友達もでき、少しずつ幼稚園に慣れていきました。
小さな子どもにとって、言葉が通じる場所があるのは大きな安心につながります。
家でも日本語中心の生活
家でも、日本語中心の生活をしていました。
幼稚園も家も日本語だったので、海外にいても日本語の力が落ちる心配はほとんどありません。
日本に帰ることが決まっている赴任なら、日本語を中心にした生活は安心できる選び方です。
帰国後の幼稚園の切り替えも問題なし
日本に帰ってからの幼稚園の切り替えも、特に問題はありませんでした。
息子は帰国したとき5歳で、日本人向けの幼稚園に通っていたので、言葉や生活の違いで困ることはなかったです。
帰国後のことまで考えると、日本人幼稚園は安心できる選び方です。
幼稚園の送り迎えと行事


幼稚園の送り迎えは、朝は幼稚園のバス、帰りは妻の迎えという形でした。
平日は妻に任せることが多かったのですが、週末の行事には私も一緒に参加していました。
送り迎えや行事は家族の生活リズムに関わるので、わが家の分担と、妻の幼稚園での過ごし方を紹介します。


朝は自宅まで迎えのバス
朝は、幼稚園の迎えのバスが自宅まで来てくれました。
朝の送りがないので、家族の朝の負担を減らせます。
バスがあるかどうか、どこまで迎えに来てくれるかは、幼稚園を選ぶときに確認しておきたい点です。
帰りは妻が迎えに
帰りは、妻が幼稚園まで迎えに行っていました。
平日の送り迎えや幼稚園とのやり取りは、基本的に妻に任せていました。
帰りのお迎えがあるなら、幼稚園までの距離や行き方も、住まい選びのときに考えておきましょう。
週末の行事は家族で参加
週末の行事には、私も一緒に参加していました。
平日は妻に任せることが多かったので、行事は家族で幼稚園の様子を知る大切な機会です。
行事の予定は早めに確認して、仕事の予定とうまく調整しておきましょう。
妻もママ友とドイツ語学校へ
幼稚園は、妻にとっても大切な場所になりました。
妻は幼稚園でママ友ができ、一緒にドイツ語学校に通ったり、時間が合えばお茶をしたりして過ごしていたようです。
子どもだけでなく、帯同する家族にとっても、幼稚園は現地で人とつながるきっかけになります。
海外の幼稚園の費用と補助


幼稚園の費用は、会社の補助があったので、自分で払う金額は大きくありませんでした。
とはいえ、幼稚園の費用も会社の補助の内容も、赴任先や会社によって大きく違います。
ここでは、当時の幼稚園の費用と会社の補助、赴任前に確認しておきたいポイントを順番に紹介します。
当時の幼稚園の費用
息子が通った幼稚園の費用は、月額250ユーロでした。
これは2006〜2008年ごろの当時の金額なので、今の費用とは違う可能性があります。
幼稚園の費用は、事前に幼稚園に問い合わせて確認しておきましょう。
会社が9割を負担
幼稚園の費用は、会社が9割を負担してくれました。
私の会社では、小中学校の費用は全額を会社が負担する決まりもありました。
教育費の補助があるかどうかで、家族帯同の負担は大きく変わります。


補助の範囲を赴任前に確認
教育費の補助は、会社によって範囲や割合が違います。
幼稚園の費用が対象になるのか、入園金やバス代、行事の費用まで含まれるのかは、会社の規程で確認しておきましょう。
分からないことは、赴任前に人事に問い合わせておくと安心です。
子連れ赴任の病院と送迎


小さな子どもを連れて赴任すると、子どもの体調を崩したときの対応が大きな課題になります。
私の場合も、妻や子どもが体調を崩したときの病院探しや送迎で、仕事との両立が大変な時期がありました。
ここでは、私が大変だったことと、赴任前にしておきたい準備、幼稚園が頼れる場所になった話を紹介します。
病院探しと送迎が大変だった
妻や子どもが体調を崩したときは、病院探しや送迎が必要でした。
一時的なことではありましたが、仕事との両立が大変だったことを覚えています。
慣れない国では、どの病院に行けばいいかを調べるだけでも時間がかかります。
赴任前に小児科の情報を集める
子どもを連れて行くなら、赴任前に小児科の情報を集めておくと安心です。
日本語が通じる病院や、夜間や休日に診てもらえる病院が近くにあるかを、事前に調べておきましょう。
会社の健康保険や海外の保険で、どこまでカバーされるかもあわせて確認してください。


幼稚園が頼れる場所に
会社に頼れる日本人がいなかった私にとって、幼稚園は頼れる場所でした。
同じように子どもを育てている日本人の家族と知り合えるので、生活の情報も集めやすくなります。
赴任先で頼れる人を作るためにも、日本人が集まる幼稚園の近くに住むのはおすすめです。
海外赴任の幼稚園のよくある質問


最後に、子どもを連れて海外赴任するときの幼稚園の疑問をまとめました。
何歳から通えるか、日本人幼稚園と現地の幼稚園の違い、小学校以上はどうするか、日本語の保ち方、子どもの物の持って行き方など、子連れ赴任の準備で気になることを取り上げています。
気になる質問から読んでみてください。
何歳から通えるか
私の息子は、2歳から日本人向けの幼稚園に通いました。
何歳から受け入れてもらえるかは幼稚園によって違うので、赴任が決まったら早めに確認しておきましょう。
子どもの年齢によって選べる幼稚園も変わるので、候補をいくつか調べておくと安心です。
日本人幼稚園と現地の幼稚園の違い
一番の違いは、幼稚園で使う言葉です。
日本人幼稚園は日本語で過ごせるので、子どもも親も言葉の心配が少なく、帰国後の生活にもなじみやすくなります。
現地の幼稚園やインターナショナルの幼稚園には現地の言葉や英語にふれられる良さがあるので、赴任の期間や帰国後のことを考えて選んでください。
小学校以上はどうするか
小学校以上になると、日本人学校や現地の学校などの選択肢があります。
文部科学省によると、日本人学校は日本の小中学校と同じような教育を受けられる全日制の学校で、補習授業校は現地の学校などに通う子どもが土曜日や放課後に日本の勉強をする施設です。
私は、子どもが小学生以下なら家族帯同、中学生以上なら単身赴任が現実的だと考えていますが、家族帯同か単身かの判断はこちらの記事でくわしく紹介しています。


日本語はどう保つか
わが家は、幼稚園も家も日本語中心でした。
日本語で過ごせる幼稚園を選び、家でも日本語で話すようにしていたので、日本語の心配はありませんでした。
現地の幼稚園に通う場合は、家での会話や絵本などで、日本語にふれる時間を意識して作りましょう。
子どもの物はどれだけ持って行くか
子どもの物は、本当に必要な物を厳選して持って行くのがおすすめです。
赴任先で買った子どものおもちゃの中には、帰国してすぐに使わなくなった物もありました。
子どもは成長が早いので、荷物を送るときも帰国のときも、量を増やしすぎないようにしましょう。


まとめ|幼稚園と住まいは一緒に
小さな子どもを連れて海外赴任するなら、アパートを決める前に幼稚園を見学し、通いやすい場所に住むことが大切です。
私は日本人幼稚園の近くに住んだことで、送り迎えが楽になり、会社に頼れる日本人がいない中でも安心して暮らせました。
- 幼稚園はインターネットで早めに下調べ
- アパートを決める前に幼稚園を見学
- 日本人が多い便利なエリアの情報収集
- 送り迎えのバスと行事の確認
- 教育費の補助の範囲を規程で確認
赴任先が決まったら、まずは赴任先にある幼稚園を調べて、住まい探しと一緒に進めてみてください。
家族帯同か単身赴任かで迷っている人は、こちらの記事も参考にしてください。





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