【上海4年】海外赴任で日本の電話番号を残す方法|月290円から

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日本の電話番号は残す。SMS認証と一時帰国に備える方法を元駐在員が解説

海外赴任が決まって、「日本の携帯電話は解約していいのだろうか」「番号を残すと毎月いくらかかるのか」と迷っていませんか。

最近は銀行やカードのログインでSMSの確認コードを使う場面が多く、日本の番号をなくすと思わぬところで困ります。

こんな悩みはありませんか
  • 日本の携帯を解約するかの迷い
  • 赴任中のSMS認証への不安
  • 番号を残すときの毎月の費用
  • 現地のSIMとの使い分け

赴任中は使わないので、日本の携帯は解約してもいいですか。

解約はおすすめしません。私は上海赴任のとき楽天モバイルで番号を残し、一時帰国でもすぐスマホが使えて助かりました。

私はミュンヘンに3年、上海に4年駐在し、ドイツでは携帯を休止、上海では番号を残すという2つのやり方を経験しました。

この記事では、日本の電話番号を残す方法と毎月の費用、中国でiPhoneを買い替えるときのSIMの注意点を、実体験と公式の情報をもとに紹介します。

目次

日本の電話番号は残すべき

日本の電話番号は残すべき:SMS認証と一時帰国に必要

海外赴任中も、日本の電話番号は残しておくのがおすすめです。

赴任中は現地のSIMを使うので、日本の番号は要らないように思えますが、銀行やクレジットカード、LINEなど、日本の番号とつながっているサービスはたくさんあります。

ここでは、私が上海で日本の番号を残してよかったと感じた理由を3つ紹介するので、解約するかどうかを決める前に確認してください。

SMS認証に日本の番号が必要

銀行やクレジットカード、ネットのサービスでは、SMSで届く確認コードを入力してログインする仕組みが増えています。

日本の番号をなくすと確認コードを受け取れず、赴任中に日本の口座やカードの手続きができなくなるおそれがあります。

私は赴任中も日本の番号を残していたので、確認コードを受け取れずに困ることはありませんでした。

一時帰国ですぐスマホが使える

日本の番号を残しておくと、一時帰国のときに空港に着いた時点からスマホが使えます。

私も上海から一時帰国したとき、日本に着いてすぐスマホが使えて便利でした。

一時帰国のたびに日本でSIMを用意する手間がないのも、番号を残すメリットです。一時帰国でやることや出発前の準備は、こちらの記事でまとめています。

LINEも日本の番号のまま

私はLINEのアカウントも、日本の番号のまま使い続けました。

番号を変えずに済むので、日本の家族や友人とのやり取りもそのまま続けられます。

LINEの引き継ぎや本人確認でも電話番号を使うことがあるので、番号を残しておけば手続きで困りにくくなります。

電話番号を残す3つの方法

電話番号を残す3つの方法:休止ではなく使える状態で残す

日本の電話番号を残す方法は、大きく分けて3つです。

今の携帯会社のまま契約を続ける方法、携帯会社の休止や番号保管のサービスを使う方法、料金の安いプランやSIMに乗り換える方法です。

費用だけでなく、赴任中にSMSを受け取れるかどうかも大きな違いになるので、それぞれの特徴を比べてから選びましょう。

日本の電話番号を残す3つの方法:今の携帯会社のままは費用が高め、休止・番号保管はSMSを受け取れない、安いプランやSIMへの乗り換えは月290円からでSMSも受け取れる

今の携帯会社のまま契約

一番手軽なのは、今の携帯会社とプランのまま契約を続ける方法です。

手続きはいりませんが、赴任中に日本でほとんど使わないのに、毎月の料金は日本にいるときと同じだけかかります。

大手の携帯会社のプランは料金が高めなので、数年の赴任なら、安いプランへの変更も考えてみてください。

休止や番号保管のサービス

大手の携帯会社には、電話番号を預かってもらう休止や番号保管のサービスがあります。

私もドイツに赴任したときは、auの携帯を休止にしました。

ただし、休止や保管の間は電話もSMSも使えないので、赴任中にSMS認証が必要になると困ります。

安いプランやSIMへの乗り換え

今おすすめなのが、月の料金が安いプランやSIMに乗り換えて、番号を使える状態のまま残す方法です。

乗り換えるときに今の電話番号をそのまま引き継げば、銀行やカードに登録している番号を変える必要もありません。

私は上海に赴任する直前に楽天モバイルを契約し、赴任中も日本の番号を使える状態で残しました。

3つの方法の比較表

3つの方法を、月の費用とSMSの受信で比べました。

方法月の費用の例赴任中のSMSの受信
今の携帯会社のまま今のプランの料金のままできる
休止・番号保管au 409円、ドコモ 440円できない
安いプランやSIMに乗り換え日本通信SIM 290円〜、楽天モバイル 1,078円〜できる(申し込みや設定が必要な場合あり)

※2026年10月時点の各社の公式サイトより。税込。休止や保管は、申し込みのときに別に手数料がかかります。

楽天モバイルで電話番号を残す

楽天モバイルで電話番号を残す:海外でもSMSとデータが使える

私が上海の赴任中に日本の番号を残したのは、楽天モバイルです。

赴任の直前に新しい料金プランが始まり、その内容を見て契約しました。

海外でもSMSを受け取れて、毎月2GBまでは海外でもデータ通信が無料で使えるので、一時帰国や海外出張が多い人にも向いています。

赴任直前に楽天モバイルを契約

上海に赴任する直前の2020年に、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」を契約しました。

始まったばかりのプランで、最初は料金が無料でした。

その後は月980円ほどで、赴任中も日本の番号を残しました。

海外でもSMSを受け取れる

上海にいる間も、日本の番号あてのSMSを受け取れました。

私の場合、特別な設定は何もしていません。

なお、楽天モバイルの公式サイトでは、Rakuten Linkアプリ同士なら海外でもSMSの送受信が無料と案内されています。

海外ローミングは毎月2GBまで無料

楽天モバイルの海外ローミングは、毎月2GBまで無料です。

2GBを超えると通信速度が最大128kbpsになりますが、1GBあたり500円で追加できます。

対象は100以上の国と地域なので、赴任先が含まれているかを楽天モバイルの公式サイトで確認しておきましょう。

今の料金は3GBまで月1078円

今の楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ3GBまでなら月1,078円です(税込、2026年10月時点)。

3GBを超えると20GBまで月2,178円になるので、赴任中にあまり使わない人は3GBまでの料金で収まります。

日本の番号を残しながら、一時帰国や海外出張でもそのまま使えるのが楽天モバイルの強みです。

月290円で電話番号を残すSIM

月290円で電話番号を残すSIM:SMS認証だけなら月290円から

とにかく安く日本の番号を残したいなら、月290円から使える日本通信SIMも選択肢の一つです。

私自身は使っていませんが、知人が日本の番号を残すのに使っていました。

ただし、海外で使うときには申し込みが必要なことや、データ通信が使えないなど、楽天モバイルとは違う点もあるので、契約する前に確認しておきましょう。

日本通信SIMの290円プラン

日本通信SIMの「合理的シンプル290プラン」は、月290円で1GBのデータ通信と通話が使えます。

1GBを超えると1GBごとに220円が加わり、ドコモの回線を使っています。

契約のときには事務手数料が3,300円かかります(2026年10月時点)。

海外で使うときの確認点

日本通信SIMを海外で使うには、国際ローミングの申し込みが必要です。

申し込めば、月額0円で海外でも電話やSMSが使えますが、海外ではデータ通信が使えません。

海外でもネットにつなぎたい人は、海外ローミングでデータ通信も使える楽天モバイルの方が向いています。

知人が使っていた選択肢

日本通信SIMは、SMS認証のために番号を残せれば十分という人にぴったりの選択肢です。

赴任先では現地のSIMでネットを使い、日本の番号はSMSを受け取るためだけと割り切れば、毎月の費用を一番安く抑えられます。

くわしい料金や手続きは、日本通信SIMの公式サイトで確認してください。

電話番号とデュアルSIM

電話番号とデュアルSIM:1台に日本と現地のSIM

日本の電話番号を残すなら、1台のスマホに日本と現地のSIMを入れるデュアルSIMが便利です。

スマホを2台持ち歩く必要がなく、現地の番号で仕事の連絡を受けながら、日本の番号あてのSMSも同じスマホで受け取れます。

ここでは、私が上海で使っていたデュアルSIMと、中国でiPhoneを買い替えたときに気をつけた点を紹介します。

中国でiPhoneを買い替えたときのSIMの切り替え:楽天モバイルのeSIMを一時帰国のときに物理SIMへ交換し、上海で買ったiPhoneに挿して有効にする

1台に日本と現地のSIM

上海では、1台のiPhoneに、楽天モバイルと中国のSIMの2枚を入れて使っていました。

最初は日本で買ったiPhoneを使い、楽天モバイルはeSIMにしていました。

日本の番号と現地の番号を1台で切り替えられるので、持ち物が増えないのも助かる点です。

中国のiPhoneは物理SIMのみ

中国で売られているiPhoneは、eSIMが使えず、物理SIMを2枚入れる仕様です。

私は赴任中に、上海のアップルストアでiPhoneを買って機種変更しましたが、日本で使っていたeSIMのままでは楽天モバイルを使えなくなります。

中国で機種変更を考えている人は、楽天モバイルのSIMの種類に注意してください。

機種変更の前に物理SIMへ交換

私は一時帰国のタイミングに合わせて、楽天モバイルをeSIMから物理SIMに交換しました。

物理SIMを持って上海に戻り、アップルストアでiPhoneを買ったあとに、物理SIMを有効にしています。

楽天モバイルでは、eSIMから物理SIMへの交換は手数料が3,300円で、SIMカードは郵送で届くので、日本にいる間に手続きしておくと安心です(2026年10月時点)。

電話番号のよくある質問

電話番号のよくある質問:電話番号の疑問に答える5つの質問

最後に、日本の電話番号を残すときによくある疑問をまとめました。

休止中のSMS、解約したときに困ること、0円のプラン、料金の払い方、帰任後の番号など、赴任の準備で迷いやすいことを取り上げています。

気になる質問から読んでみてください。

休止中にSMSは届くか

休止や番号保管の間は、SMSは届きません。

auの一時休止もドコモの電話番号保管も、保管中は電話やSMSが使えないと公式サイトで案内されています。

赴任中にSMS認証を使う可能性があるなら、休止ではなく、使える状態のまま番号を残しましょう。

解約すると何が困るか

解約すると、その電話番号は使えなくなります。

銀行やクレジットカード、ネットのサービスに登録している番号を、赴任中にすべて変更するのは大変です。

帰任したあとに新しい番号で契約し直すと、登録している番号の変更がもう一度必要になります。

0円のプランで残せるか

povo2.0のように基本料が0円のプランも一つの方法です。

ただし、povo2.0は180日間に有料のトッピングの購入などがないと、利用停止や契約解除になることがあると公式サイトで案内されています。

0円のプランを選ぶなら、こうした条件を確認して、うっかり番号を失わないように気をつけましょう。

料金の支払い方法

赴任中の料金は、日本のクレジットカードで払うのが一般的です。

日本の携帯の料金は日本の口座やカードから引き落とされるので、赴任中も使えるカードを残しておく必要があります。

海外赴任に持って行くクレジットカードの選び方は、こちらの記事で紹介しています。

帰任後も同じ番号を使えるか

番号を残しておけば、帰任後も同じ番号のままで困りません。

私も上海から帰任したあと、楽天モバイルの番号をそのまま使い続けています。

帰任の準備については、こちらの記事でくわしく紹介しています。

まとめ|日本の電話番号は残す

海外赴任中も、日本の電話番号は使える状態のまま残しておくことが大切です。

休止や解約をすると、赴任中にSMS認証が必要になったときに困るので、月の料金が安いプランやSIMで番号を残しましょう。

日本の電話番号を残すポイント
  • 休止や番号保管の間はSMSが届かない
  • 安いプランやSIMなら月290円から
  • 楽天モバイルは海外でもデータ通信が毎月2GBまで無料
  • 1台に日本と現地のSIMを入れるデュアルSIM
  • 中国でiPhoneを買うなら物理SIMに交換

赴任の準備リストに「日本の電話番号をどう残すか」を加えて、出発の1〜2ヶ月前までに手続きを済ませておきましょう。

赴任が決まったらやることは、時期別にこちらの記事でまとめているので、あわせて確認してください。

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この記事を書いた人

中国・ドイツに計7年間駐在した元駐在員。
赴任前の準備から現地生活まで、自分が「知りたかった」情報を実体験をもとに発信しています。
海外赴任が決まった方の不安を少しでも減らせたら嬉しいです。

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