はじめに
海外赴任が始まって最初の数日は、
多くの人がこう感じます。
「思っていた以上に、やることが多い」
「何から手をつけるのが正解なのか分からない」
住まいは決まっている。
仕事も始まる。
でも生活が回らない。
これは、海外赴任者なら誰もが通る道です。
この記事では、
海外赴任直後の「最初の1週間」でやるべきことを、
優先順位つきで分かりやすくまとめました。
すべて完璧にやる必要はありません。
60点で生活を立ち上げることが、この1週間のゴールです。
海外赴任直後が一番しんどい理由
情報はあるが、優先順位が分からない
海外赴任に関する情報は、ネットや社内資料にたくさんあります。
しかし多くは「点」の情報です。
- 銀行
- 通信
- 役所
- 生活用品
どれも大事ですが、
今やるべき順番までは教えてくれません。
その結果、重要度の低いことに時間を使い、
本当に必要なことが後回しになります。
日本と同じ感覚で動くと詰む
海外では、日本では当たり前のことが当たり前に進みません。
- ネット工事がすぐ来ない
- 店の営業時間が不規則
- 書類手続きが想像以上に遅い
「日本ならすぐ終わる」という感覚で予定を組むと、
ストレスが一気に溜まります。
海外赴任 最初の1週間ロードマップ
Day1〜2|生活を「回し始める」
この段階の目的はシンプルです。
最低限、生きていける状態を作る
- 水・電気・ガスが使えるか確認
- ネット・SIMが使える状態にする
- 寝る・食べる環境を確保
快適さはまだ不要です。
Day3〜4|環境を「安定させる」
生活が回り始めたら、次は安定です。
- 通勤ルートを実際に試す
- スーパー・病院を把握
- 生活リズムを整える
ここでようやく「落ち着いた」と感じ始めます。
Day5〜7|生活を「最適化する」
最後は微調整のフェーズ。
- 足りない生活用品を追加
- 不便な点を洗い出す
- 今後やるべきことを整理
この時点で60点取れていれば成功です。
まず最優先でやるべき5つのこと
水・電気・ガス・ネットの確認
赴任直後にまず確認すべきなのは、
生活インフラが本当に使えるかどうかです。
- お湯は出るか
- シャワーの水圧は問題ないか
- ブレーカーがすぐ落ちないか
- インターネットは契約どおり使えるか
特に海外では
「契約済み=使える」とは限りません。
不具合があれば、
早い段階で不動産会社・管理会社に連絡しておくことが重要です。
SIM/通信環境の確保
通信環境が整わないと、
- 仕事
- 地図
- 翻訳
- 連絡
すべてが詰みます。
赴任初日は完璧でなくてOKなので、
一時SIM・eSIMでもいいから即日使える環境を確保しましょう。
安定後に、
現地SIMや自宅Wi-Fiを本契約すれば十分です。
近所のスーパー・病院を把握
最初の数日は「生活圏の把握」が最優先です。
- 徒歩圏のスーパー
- よく使うコンビニ
- 近くの病院・薬局
実際に歩いてみると、
治安・明るさ・人通りも分かります。
特に家族帯同の場合は、
病院の場所確認は必須です。
通勤ルート・所要時間の確認
Googleマップの所要時間は、
海外ではあてにならないことが多いです。
- 渋滞
- 交通トラブル
- ストライキ
実際に一度通勤してみて、
「現実的な時間」を把握しましょう。
最低限の生活用品を揃える
最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
まずは
- 寝具
- 食器
- 洗剤・トイレットペーパー
3日間困らないレベルを目標に揃えましょう。
👉 持ち物の詳細は
③ 海外赴任前に準備すべき持ち物リスト
後回しにしてOKなこと/ダメなこと
すぐやらなくていい手続き
以下は、最初の1週間でなくても問題ありません。
- 銀行口座の細かい設定
- クレカの最適化
- 家具の買い替え
生活が落ち着いてからで十分です。
後回しにすると詰むこと
一方で、後回しにすると困るのが以下。
- 通信環境
- 通勤ルート
- 不具合の初期連絡
「後で言おう」は通じないのが海外です。
家族帯同 vs 単身赴任|立ち上げの違い
家族帯同で最初にやるべきこと
家族帯同の場合は、
自分より家族優先が鉄則です。
- 学校・幼稚園の最終確認
- 病院・緊急連絡先の共有
- 生活動線の固定
家族が安心すると、
赴任生活は一気に安定します。
単身赴任で優先すべきこと
単身赴任では、
仕事と生活の両立が最優先です。
- 通勤のストレスを減らす
- 食事を回せる環境を作る
- 最低限の娯楽を確保
孤独対策も、意外と重要です。
よくある失敗パターンと回避策
最初に全部完璧にしようとする
完璧主義は、海外赴任では敵です。
→ 60点でOK
→ 足りない分は後で調整
日本基準で判断してしまう
- 日本ならあり得ない
- 日本ならすぐ直る
この考えは捨てましょう。
現地基準に慣れることが最短ルートです。
会社・同僚を頼らない
海外では、
「聞いた方が早い」ことがほとんどです。
同僚・先輩駐在員は、
最強の情報源です。
まとめ|最初の1週間は「60点でOK」
1週間で達成すべきゴール
- 生活が回る
- 通勤できる
- 大きな不安が消える
これだけで十分です。
次に読むべき記事
👉 ① 海外赴任準備ロードマップ
👉 ② 海外赴任 手続きチェックリスト
👉 ③ 海外赴任前に準備すべき持ち物リスト
👉 ④ 海外赴任前のお金の準備 完全ガイド

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