「会社負担」でも手出しは発生する
海外赴任が決まると、
「会社が出してくれるから大丈夫」
と思いがちです。
しかし実際には、
- 一時立替
- 家族帯同費用
- クレジットカード決済
- 想定外の現地出費
が発生します。
私自身、中国駐在とドイツ駐在で
それぞれ状況が大きく違いました。
この記事では、
実体験ベースで初期費用のリアルを解説します。
中国赴任でかかった初期費用(単身)
💰 合計:約15〜25万円(自己負担+立替)+現地初回給与までの生活費
主な内訳
- スーツケース・生活用品:約5万円
- ビザ・書類関係:約2万円
- 渡航前の雑費:約5万円
- 現地ホテル一時滞在:約5万円(後日精算)
- 現地初回給与までの生活費:約10万円
- 渡航費:0円 会社負担の場合が多いと思います。
特徴
中国では電子決裁が主流であり、銀行口座との紐付けが必須です。
しかし、赴任直後に銀行開設手続きをし、初回給与振り込みされるまで、約1ヶ月程度時間がかかりました。
その間、日本のクレジットカード決裁で電子マネーへチャージするか、
現地の同僚駐在員へ借りる必要があります。(初回給与後にすぐ返済する事を前提で)
また、ホテルのデポジットが高額で、クレジットカード枠を圧迫します。
👉 この時「カードが2枚あって助かった」と実感。

ドイツ赴任でかかった初期費用(家族帯同)
💰 合計:約40〜80万円規模(立替含む)+現地初回給与までの生活費
主な内訳
- 家具家電初期購入:約20万円
- 子ども関連費用:約10万円
- 現地初回給与までの生活費:約20万
- 渡航費:0円 会社負担の場合が多いと思います。
特徴
中国同様に初回給与振り込みまでの生活費は、自分で負担する必要があります。
また、現地の物件次第では追加の家具、家電の購入も必要なため、一時的に大きな資金が動きます。
ここで重要なのが、
クレジットカード限度額と分散です。
日本に居る間に、しっかり備えておきましょう。

海外赴任初期費用の目安まとめ
| ケース | 目安金額 |
|---|---|
| 単身赴任 | 10〜30万円 |
| 家族帯同 | 30〜100万円 |
| 欧州赴任 | 高め傾向 |
| アジア赴任 | 比較的抑えめ |
※会社制度で大きく変動します。
意外と盲点な費用
✔ ホテルデポジット
✔ 為替手数料
✔ 一時帰国費用
✔ 家具の仮購入
「会社が払う」は
“後日精算”のケースが多いです。
つまり、
一時的に自分で払える体制が必要。
なぜクレジットカードが重要か
海外赴任初期は、
- 現金よりカード決済中心
- 高額決済が続く
- 限度額が足りないと止まる
という状況になります。
🔢 クレジットカード限度額シミュレーション【実例】
ケース①:中国🇨🇳赴任(単身)
想定初期支払い
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| ホテル2週間 | 15万円 |
| 家具家電 | 5万円 |
| 生活費、雑費 | 10万円 |
| スーツケース等 | 5万円 |
👉 合計:約35万円
もしカード限度額が30万円なら…
一発で上限到達。
さらに生活費決済が続けば、
すぐに止まります。
ケース②:ドイツ🇩🇪赴任(家族帯同)
想定初期支払い
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 生活費、雑費 | 25万円 |
| 家具家電 | 20万円 |
| 仮住まい(ホテル等) | 30万円 |
| スーツケース等 | 10万円 |
👉 合計:約85万円
カード1枚(限度額80万円)だと不足。
複数枚が必要になります。
💳 現実的なおすすめ体制
✔ メインカード:限度額100万円以上
✔ サブカード:50〜100万円
✔ 予備カード:年会費無料でもOK
合計枠:150〜200万円あれば安心
今お使いのカードの限度額を、今この瞬間に確認してみてください。
⚠ よくある落とし穴
- 学生時代に作ったカードのまま
- 限度額を確認していない
- 海外利用事前連絡をしていない
海外で突然止まると、
本当に焦ります。
💡 出発前にやるべきこと
1️⃣ カード会社に海外利用予定連絡
2️⃣ 限度額の確認・増額申請
3️⃣ ブランド分散(Visa+Master)
▶ 海外赴任で必要なクレジットカード3枚戦略はこちら

お金で失敗しないための準備
出発前に必ずやること:
- カード限度額確認
- 複数ブランド準備
- 住民票方針確認
- ネットバンキング設定
▶ 住民票を抜く?抜かない?はこちら

まとめ|海外赴任の初期費用は「体制」で決まる
海外赴任の初期費用は、
ゼロではありません。
重要なのは、
✔ どれだけ立替が発生するか
✔ カード枠が足りるか
✔ 分散できているか
準備しておけば、不安は激減します。

コメント