🏠 海外赴任が決まったら最初にやるべき10のこと【時系列で解説】

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はじめに

「海外赴任が決まったけれど、何から手をつければいいのか分からない」
そんな不安を感じていませんか?

私も初めてドイツ赴任を命じられたとき、嬉しさよりも「やることが多すぎて何から始めれば…」という焦りがありました。
ビザ、引っ越し、保険、家族の準備等々、一つひとつの手続きが重なると、あっという間に出発の日が迫ってきます。

この記事では、駐在員としてドイツと中国に赴任した私の経験をもとに、赴任決定から出発までにやるべき10のことを時系列で整理しました。
これを読めば、やるべきことの全体像がつかめて、安心して赴任準備を進められます。

海外赴任準備の中でも、税金・社会保険・年金などの制度面は特に分かりにくく、
後回しにすると損をしやすいポイントです。
👉 海外赴任の税金・社会保険・年金|日本と海外の違い完全ガイド

海外赴任で「よくある失敗」を先に知る

海外赴任の準備は、
やることが多く、順番を間違えるとトラブルになりがちです。

まずは、
多くの赴任者が実際につまずいたポイント
Q&A形式で把握しておきましょう。

海外赴任でよくあるトラブルQ&A15選を読む


STEP0:海外赴任で「よくある失敗」を先に知る【重要】

海外赴任の準備は、
やることが多く、情報も断片的です。

その結果、

  • 後から「知らなかった…」と後悔する
  • 余計な出費や手戻りが発生する
  • 家族や自分に大きなストレスがかかる

といったトラブルが起きがちです。

実は、これらの多くは
事前に失敗例を知っていれば防げるものばかりです。


まずは「多くの人がつまずいたポイント」を把握しましょう

海外赴任が初めての方ほど、
「何を準備するか」よりも先に、

どこで失敗しやすいか

を知っておくことが重要です。

以下の記事では、
実際の海外赴任者が経験した
よくあるトラブルと対策
Q&A形式でまとめています。


▶ 最初に読んでおきたい記事

👉 海外赴任でよくあるトラブルQ&A15選|事前に知っておけば防げた失敗集


STEP0を読んだら次へ

トラブルの全体像を掴んだら、
次はいよいよ 具体的な準備ステップに進みましょう。


STEP1 会社への確認と赴任スケジュールの把握

海外赴任が決まったら、まず最初にやるべきは会社への確認です。
ここを曖昧にしたまま準備を始めると、後から「それは会社負担じゃなかったの?」というトラブルになりがちです。

確認しておきたい主な項目

  • ビザ・フライト・住まいの手配は会社が行うのか?
  • 引越し業者は指定されているか?
  • 家族帯同の場合のサポート内容(家賃補助・学校支援など)はあるか?
  • 赴任期間や契約条件(現地採用扱いか、出向扱いか)

【実体験】

ドイツ赴任の際、会社が住居とビザ申請をすべて手配してくれたのですが、現地会社の人事部門の専門的な対応ではなく、技術部門である私の現地人上司による手配でした。専門知識を持っているわけではなく、当然スムーズに契約、申請が進みません。何度も役所に通う事になり、仕事に支障が出るほどでした。


STEP2 ビザ・パスポートなど渡航手続きの準備

次に取りかかるのが、渡航手続き関係です。
国によってはビザ発行までに1〜2か月かかることもあるため、早めの着手が肝心です。

チェックリスト

  • パスポートの残存有効期間(1年以上が安心)
  • ビザ申請に必要な書類(招聘状、在職証明、健康診断書など)
  • 写真の規格・書類の翻訳有無の確認
  • PCR検査やワクチン証明の要否(国によって異なる)

ワンポイント

  • 会社に頼るだけでなく、大使館・領事館サイトも自分で確認
  • 書類はクラウド保存+印刷コピーで二重管理

STEP3 住まいの整理と引越し手配

単身赴任の場合

  • 家族が残る場合は、生活費・公共料金の口座引き落としを整理
  • 郵便物転送・自治会対応も忘れずに

家族帯同の場合

  • 持ち家:賃貸に出す or 管理を委託
  • 賃貸:解約日をビザ発行・出発日に合わせて調整
  • 学校・勤務スケジュールに合わせて引越し日を決定

【実体験】

上海単身赴任時、「また戻るかも」と思って荷物整理を後回しにした結果、帰任時の片付けが倍の手間になりました。出発前の断捨離は徹底的にやるのがおすすめです。


STEP4 銀行・お金の準備

海外赴任では「お金の流れ」を事前に整えることが重要です。

チェックリスト

  • 給与の支給方法(日本 or 現地)
  • 海外送金の仕組みと手数料
  • クレジットカードの海外対応
  • 家族への生活費送金ルール

【実体験】

上海では給与全額が人民元支給で、口座開設の遅れが大きなストレスでした。赴任前に会社と銀行の手続きを確認しておくと安心です。

口座やクレジットカードなどの実務準備に加えて、
税金・社会保険・年金の扱いも必ず整理しておきましょう。
制度面の全体像は、以下の記事でまとめています。
👉 海外赴任の税金・社会保険・年金|日本と海外の違い完全ガイド


STEP5 健康診断・保険の確認

確認すべき項目

  • 海外旅行保険 or 駐在員保険(会社契約 or 個人契約)
  • 医療費キャッシュレス対応
  • 扶養家族の健康保険の扱い

【実体験】

ドイツ赴任時、帯同家族の保険が別契約だったため、赴任直後に現地で追加手続きが必要でした。

ワンポイント

  • 歯の治療は必ず日本で済ませる
  • 健康診断書は英語表記で発行してもらう

STEP6 荷物の仕分けと発送準備

荷物の3分類

  1. 船便(到着まで1〜2か月)
  2. 航空便(1〜2週間)
  3. 手荷物(出発時に持参)

【実体験】

炊飯器などの日本家電は電圧に注意。変圧器を多めに持っていくと便利です。

ワンポイント

  • 船便には防湿・防虫対策を
  • 航空便は重量制限に注意

STEP7 現地住居・生活環境の下調べ

調べておきたいポイント

  • 住居エリアと治安
  • 通勤手段と距離
  • 医療機関・学校の場所
  • 日本人コミュニティの有無

【実体験】

上海では会社指定住宅が便利でしたが、食材や交通の利便性には差がありました。現地のブログ・SNSから情報を得るのが効果的です。


STEP8 家族の準備(帯同 or 留守番)

家族帯同の場合

  • 子どもの学校・予防接種・パスポート
  • 家族ビザの申請とスケジュール管理

単身赴任の場合

  • 生活費・通信・緊急連絡のルール作り

【実体験】

上海単身赴任中は、週末のビデオ通話をルーティン化することで家族との距離を保てました。


STEP9 現地での仕事準備(文化・言語・マナー)

準備のポイント

  • 現地スタッフの文化・働き方の違い
  • よく使う現地語フレーズ
  • 現地の祝日・休日の把握

【実体験】

ドイツでは「即レス文化」がなく、メールの返信が遅いのは普通。文化を理解するとストレスが減ります。


STEP10 出発前の最終チェックと心構え

最終チェックリスト

  • パスポート・ビザ・契約書
  • クレジットカード・現金・海外SIM
  • 緊急連絡先リスト
  • スーツケース重量確認

【実体験】

出発前夜、パスポートコピーを入れ忘れて焦った経験があります。印刷したチェックリストで「指差し確認」がおすすめです。


準備が整ってきたら、
最後に 税金・社会保険・年金の制度面を一度整理しておくと安心です。
👉海外赴任の税金・社会保険・年金|日本と海外の違い完全ガイド

まとめ

  • まず「会社との確認」「スケジュール把握」からスタート
  • ビザ・銀行・保険は早めの行動が鍵
  • 家族・荷物・心の準備をバランスよく整える
  • 不安があっても、一歩ずつ進めば必ず整う

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この記事を書いた人

海外駐在経験7年のエンジニアです。
2回の駐在の中で多くの心配を経験し、都度乗り越えてきました。
そのような私の経験も交えながら、みなさんのお役に立てる情報を発信します。

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